タイル・目地のコート塗布

いつも大変多くのご訪問と、お問い合わせを頂き、
ありがとうございます。

こちら福岡でも、桜が咲き始めており、満開の所では
花見をさせれているようです。


さて、今回の作業報告は改修工事に伴うタイル洗浄と
AD-スーパー塗布に関する内容です。
私は応援で現場に入ってきましたので、許可を頂き
ご報告をさせて頂きます。

今回の現場は大きな建物となり、


屋上からは

こんなにすばらしい景色を見ることができます。

コートを塗布するには、まずは洗浄が必要です。

タイル・目地部分を洗浄した状態がこちらです。
手前のタイルが洗浄後・奥は洗浄前の状態です。
カメラの位置や光の入り具合の問題ではなく、汚れによるくすみが
大変酷かった事がお分かり頂けると思います。

タイルはもちろんの事、目地も一本一本丁寧に高圧洗浄をし、
コートが染み込む為の下地を、しっかりと作ってあげます。

塗布後は、いつものようにふき取りを行います。

タイル・目地がしっかりと乾燥した事を確認したら、
AD-スーパー塗布作業です。

タイルと共に、目地にもたっぷりAD-スーパーを塗布します。

また目地にしっかりと入るように

再度、目地に沿って塗布していきます。

しかしながら、今回の現場はタイル目地が広く深いため、塗布がなかなか大変でした。
また、目地といっても吸水率が高い。
一気に塗り進めようとしてもコートがかすれてしまいます。
刷毛に何度もコートを染み込ませ、塗り斑・塗り忘れが無いように念入りに塗布します。



塗布後はいつものようにふき取りを行います。

タイルにコートを塗布する際の注意点は「拭き取り」です。
もともとタイルは吸水率が低いため、コートが表面に残りやすく、
拭き取り不足によるトラブルが発生しやすい基材ですので、
いつも以上にしっかりとした拭き取りが必要です。

拭き取り完了後のタイルと目地は、

この様な感じに仕上がります。

艶が出たように見えますが、AD-スーパーは「自然色仕上げ」
タイルが本来の美しさを取り戻したと言うのが適切な表現になると思います。
(タイルの色味が少しですが濃くなります)


「たかが目地、されど目地」


株式会社アクト・ビズでは、以前からタイル、特に「目地」に
関しての保護をご提案しておりました。
その目的や主旨、AD-コートに関するご理解を頂き、
多くの方に、ご相談や施工を頂ける様になりました。
皆様、本当にありがとうござます。

2008年06月02日のビズ日記でも、タイルと目地に関して
掲載をしていますので、宜しければごらんください。

余計な艶をつける事無く、その建物が持つ本来の美しさを
生かした保護を行なう。
また、次の改修では剥離手間などといった余計な予算を
かける事無く、再塗布が可能なAD-コート。

もっとたくさんの方に知って、実感頂きたいと
思っております。