六本木ヒルズ
東京都港区六本木6丁目の再開発により、2003年(平成15年)4月 開業 
「六本木ヒルズレジデンス」、「グランドハイアット東京」「テレビ朝日本社社屋」
「TOHOシネマズ」などの住宅施設・文化施設・その他の商業施設などで構成されています。

AD-コートは、「六本木六丁目地区市街地再開」(通称66再開発)で使用された石材への
汚れ・劣化防止、美観維持に関するコーティング剤に採用され、多くの施工・採用実績を頂きました。


六本木ヒルズに関するAD-コートの採用実績

御影石用浸透性吸水防止剤 AD-ホワイト
六本木ヒルズ森ビル   
内外敷石  御影石びしゃん仕上げ    2360㎡

六本木ヒルズC街区外構 
外部床   御影石バーナー仕上げ    3500㎡

六本木ヒルズD街区事務所棟B外構
外部床   御影石バーナー仕上げ     715㎡

六本木ヒルズ劇場棟外構
外部床   御影石バーナー仕上げ    1600㎡

六本木ヒルズ・けやき坂コンプレックス
外部床・御影石バーナー仕上げ      2000㎡

テレビ朝日 本社ビル
御影石バーナー仕上げ           800㎡


大理石用浸透性吸水防止剤 AD-スーパー
六本木ヒルズ森ビル
内部敷石  ライムストーン        450㎡

六本木ヒルズ森ビル   
内部敷石  砂岩             440㎡

六本木ヒルズ ゲートタワー
外部壁石  トラバーチン        1770㎡

グランドハイアット東京
外部石壁  ライムストーン       2260㎡

六本木ヒルズレジデンス
外部壁石               11800㎡

六本木ヒルズC街区外構
外部床   砂岩            2400㎡

六本木ヒルズC街区外構 
外部床   クォーツサイト        820㎡

六本木ヒルズC街区外構 
外部床   諫早石            250㎡

六本木ヒルズ外構デッキ
外部床   砂岩             150㎡

六本木ヒルズアリーナ
外部床   クォーツサイト       2130㎡


石材用ウエット仕上げ剤 AD-セラレジン
六本木ヒルズC街区住宅D棟 
内部壁床   御影石バーナー仕上げ    400㎡


全体的には綺麗な状態を保っていますが、竣工から10年を経過している事から
六本木ヒルズレジデンス低層商業施設外壁に関する洗浄及びコーティング再施工を行いました。

施工概要
・所在地: 東京都港区六本木六丁目けやき坂
・用途: 住宅・商業施設
・工期: 平成27 年5 月中旬~平成27 年11 月末
・施工面積: 7500 平米
・施工管理者:清水建設株式会社 施工者:株式会社ストーンプロメンテ
・使用工法の名称:外壁飛散防止型温水高圧洗浄・浸透性吸水防止剤塗布施工

外壁は吸水性の高いライムストーンの平滑・割肌併用仕上げで、竣工時に美観維
持及び石材の劣化抑制の目的で浸透性吸水防止剤処理を行っていました。


施工前の状況

石材表面の撥水は無く、表面は排気ガス等の汚れの付着により、やや黒ずんでおり
植栽周りにはカビや藻類の発生が一部あるありますが、初期の吸水防止処理の効果もあり
石材内部への汚れの染込みは殆どありませんでした。

酸性雨等による劣化も殆ど見受けらず、表面の洗浄だけで綺麗な状態に戻る事から
吸水防止剤の効果は現在も残っていると判断されました。


材料及び工法
数種類の洗浄テストを行った結果行い、石材用シミ抜き剤 AD-8を使用し
温水高圧洗浄機で洗い流した後、浸透性吸水防止剤(AD-スーパー)を再塗布する。

① 洗浄剤の塗布
石材の表面にAD-8を塗り、数分から数十分程度そのまま放置し汚れを浮かせる。
内部への汚れの染込みは殆ど無いため表面の洗浄だけでほぼ元の色合いに戻る。

② 高圧洗浄

高圧洗浄は洗浄水の飛散を防止するため、特殊な工法を用いて洗いながら汚水を回収する。
この工法は洗浄範囲が小さく時間は掛かるが、洗浄ムラも出ずに綺麗に仕上がる。


浸透性吸水防止剤は、塗装などの塗替えとは違い、洗浄した状態がそのまま仕上げ面となるため
洗浄作業には特に注意を払う必要があります。

③浸透性吸水防止剤の再塗布
洗浄後、石材を数日間乾燥させ浸透性吸水防止剤を再塗布する。
浸透性吸水防止剤は、液剤を石材内部に含浸させる事が大切なため、刷毛を使用し表面を濡らすように
タップリと塗布する。染込みが速い場合は、追い塗りを行い10分程度そのままの状態で放置し、
AD-スーパーを石材内部に含浸させた後、染込み残った液剤は綺麗なウエスで全て拭き取る。


作業後                                        作業前


AD-ホワイト・AD-スーパーなどの浸透性吸水防止剤の目的は撥水作用による汚れ防止ではありません。
見た目の撥水は紫外線等の影響で直ぐに取れますが、石材内部に浸透したコート剤は、内部で防水層に似た
役目を果たす事で長期にわたり水の浸透を妨げる事が可能です。

したがって、吸水防止効果の持続性を維持させるためには、いかに沢山のコート剤を石材に浸透させるかが
大切なポイントとなります。

石材の汚れやトラブルの原因は「水分」が大きく影響している事や、近年の著しい大気汚染物質や酸性雨は、
コンクリートや石材など吸水性のある素材の劣化を早める原因となっているため、浸透性吸水防止剤である
「AD-ホワイト・AD-スーパー」は、吸水のある素材に対して最適な保護剤です。