墓石洗浄 現場調査

梅雨に入り、ぐずつく天気が続いています。

また、7月3日からの大雨により被災された皆さまには
心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を
お祈り致します。




さて、今回のビズ日記は「墓石洗浄 現場調査」
これまでも、墓石の洗浄を行なってきましたが、
今回の墓石はかなりの大きさ。

まだ、未着工であるため部分的な写真しか掲載できません。
ご理解ください(汗)

こちらの墓石は建立されて10年を機に、洗浄とコートを
したいとのご依頼でした。

「建立後10年経過した墓石」のイメージは

こんな感じですよね。


しかしこちらは、日常のメンテナンスをしっかりとされているため
上の写真の様にはなっていません。

比較的きれいです。日々のメンテはやっぱり必要なんですね。


しかしながら、やはり日常メンテナンスをしっかりと行なっていても
墓石の表面は、何となくボンヤリとくすんでいてスッキリとした感じはありません。


この様な場合は、水垢スカットを10倍程度に希釈し、手早く洗うだけで
ぼんやり水垢が取れて、スキっとしますよ。



といっても、もの凄い大きなお墓ですので結構大変そうです…。





また、床面はこの様な状態です。

濡れ色現象が出ています。
現場調査を行った日は、汗ばむ程の暑さでしたが乾く様子もありません。



このような状態になると、洗浄・シミ・アク抜きを行っても
もとのようにきれいになる可能性は少ないのです。

また、もとのようにしなければ基本的にコートが塗れません。

さらに、シミ・アクが抜けても「吸い上げ・濡れ色現象」ですから
再発の可能性も考えなければなりません。


建立前にAD-ホワイトを塗布できていれば…。



10年前の建立。
10年分のシミとアクです。



そうそう簡単には動いてくれません。


後は、私達が全力を注ぐのみです。