2012年8月

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夏本番となり、暑い日が続いています。

ここ数年の異常な暑さ。
みなさんも熱中症や夏バテには、お気をつけ下さい。




本日のビズ日記は、題名にもあるように
AD-セラレジンでウエット仕上げです。


AD-セラレジンは、石材用のウエット仕上げ剤で
これまで、石屋さんや石材メンテナンス専門の業者さんなど
たくさんの石や現場で使用されている製品です。


今回の現場は、とある介護施設の浴室です。
洗浄とコートと言う事だけを聞き現場に来てみますと

この様な感じです。
石の色が抜けてしまい、ムラとなっています。


単に洗浄・コートと言う考えでしたので、洗浄 → AD-ホワイトで
仕上げと思っていたのですがAD-ホワイトは「自然色仕上げ」、
最終的な仕上がりもこのまま。


それでは、よろしくないと言う事で緊急会議となりました。


そこで決まったのが、AD-セラレジンで色を濃くし石本来の姿を
取り戻そうとなったわけです。

エフロスカットを使用し洗浄をした後、十分に乾燥させて
さっそくAD-セラレジン塗布です。

AD-セラレジンを塗布しますと、みるみる濃くなっていきます。


塗布・無塗布を比べて見ますと、こんなに違います。
まるで石種が違うようです。

こちらは正面から写した写真です。余計な説明は必要無いですね。

ちなみに、AD-セラレジンを塗布した後に拭き取りをしています。
塗膜を形成した訳ではありません。


石材用のウエット仕上げ剤は、他にもたくさんあります。
しかしよく言われるのが
「濃いのは最初だけ」

「色が褪める」と言う言葉。


製品説明をさせて頂く際に、必ずと言っていいほど聞く
定番のキーワードです。



こちらを御覧ください。
半分セラレジンを塗布して、外部に放置。
春夏秋冬・雨・風・紫外線の中、まだ一年と、暴露テスト品としては
若いですが、今もしっかりと濡れ色を維持しています。



「濃いのは最初だけ」・「色が褪める」
そういった印象をお持ちの方にAD-セラレジンをおすすめします。


きっと、今までのウエットコートに対するイメージが変わりますよ。