2009年5月

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いつも大変多くの御訪問を頂きありがとうございます。

今回は前回の続き「濡れ色・エフロを改善せよ!」の続編です
                                             
水性コートで抑えられているうちに、さらにAD-ホワイトを塗布し、
濡れ色現象の再発防止テストを行い、少し長めに期間をとっての再発を確認です。                                 
(→は無塗布の石、すでに濡れ色現象が発生しています)

これで、濡れ色現象が出てなければ良いのですが、私の日頃の行いが良いためか、                           
再発確認を行うための放置期間中は、晴れ続きだった天候がガラリと変わり
雨や曇りのグズグズ状態です。

ただでさえ濡れ色・エフロ現象が酷いこの現場、できれば余計な
水分の供給はしてほしくなかった・・・と思い、現場に行ったところ

結果は・・・・・

    
AD-ホワイトを塗布した石は濡れ色が止まっていました。                                      
無塗布の石は、濡れ色現象がさらに酷くなっています。                                                                 

なお、テスト全ての石が元に戻り、濡れ色現象が改善できるとは限りません。
同じ石であっても、その石の癖や貼られた場所などによって、大きく異なります。                                                      
現場サイドに確認を頂き説明をした所、今回のテスト内容で、
大幅な改善が可能であるという事が認められ、着工決定となりました。


気になるは天候です・・・・
さて、晴れますでしょうか・・・・

いつも多くのご訪問を頂きありがとうございます。                                                                        

いつもは現場の様子などをお伝えするビズ日記ですが
今回は、少し休憩をしまして「気がついたこと」をお知らせです。

アクト・ビズではAD-コートシリーズを使用して、様々な石材トラブルに対応しています。                             

その中でお客様に「コートを塗った石と、塗っていない石では、どのぐらい差が出るの?」
「そんなに、変わるものなの?」
と、よくご質問頂きます。

確かに資料だけでは製品性能の良さをお客様にご理解して頂くのは難しく、
実感が湧かないもの・・・・

お客様に納得と実感をして頂けるものを・・・そう思い、昨年の梅雨時期に、  

吸水率が高いライムストーンで作っていた 「暴露テスト品」

半分塗布の半分無塗布状態で、エアコン室外機の天板に放置した状態で約1年

 


気がついたら、しっかりと暴露テスト品になっていました

無塗布箇所は日々、汚れや水分を吸収し苔やカビ、水垢で黒ずんだ状態になっていますが、                                     塗布箇所は、しっかりと石を守り健全な状態を保っています。                                  「吸水率を抑える」だけですが、1年でこの差は大きいですよね。

「コートを塗った石と、塗っていない石では、どのぐらい差が出るの?」                         「そんなに、変わるものなの?」                                                 

「はい、こちらをご覧頂ければ、納得と実感をして頂けると思います。」    

 

 

                                                       

いつも大変多くの御訪問を頂きありがとうございます。

今回は前回の続き「濡れ色・エフロを改善せよ!」の続編です


前回の洗浄・シミ抜きできれいな状態にはなりましたが・・・・・・

しかし、この改善は一時的なもの、
水分の供給がある限り、濡れ色・吸上げ現象はすぐに発生するため
2枚除去施工を行なった1枚に浸透性吸水防止剤 水性タイプを塗布、
再発の有無の結果待ちとなっていました。

結果は・・・・・

水性のコートを入れた方の石は濡れ色の再発防止効果が確認できますが、
塗布しなかった方の石(→)は、すでに濡れ色の再発が見られます。

しかし、濡れ色現象の改善は、そう容易ではありません。
水性コートで抑えられているうちに、さらにAD-ホワイトを塗布し、
濡れ色現象の再発防止を行ないます。

石にわずかにのこる水分をバーナーで乾燥させ、AD-ホワイトを塗布、
今回は少し長めに期間をとっての再発を確認する予定です。

さて止まりますでしょうか・・・・・     

いつも大変多くの御訪問を頂きありがとうございます。
更新が長い間できずに申し訳ありません。

 

 ここ最近は、大変暖かい日が続いていると思いきや、今日はむしばむほどの暑さです
今回は床面 錆石に濡れ色・エフロが発生したとの事で出動です!
 
 
 
現場に到着してみると・・・・
濡れ色とエフロで石本来の姿が分からないほどの変わり様・・・
 
こちらの現場は引渡し日が近く、
まずは濡れ色が「抜けるのか」「抜けないのか」の判断をしなければなりません
さっそく濡れ色・エフロ除去作業開始です。
石材用エフロ除去剤を使用し丹念に洗浄を行ない、しっかりと水洗い
 
ハンドトーチで十分に乾燥をさせた後、石材用シミ抜き剤AD-8を使用し
シミ抜き(濡れ色除去)作業開始です。
濡れ色が酷い場合は、吸水性の良いペーパー等でヒタヒタに塗布し
湿布処理を行います。


 
放置する事、約15分間でシミもしっかりと抜けました。
 
しかし、この濡れ色・吸い上げ改善は一時的なもので、 
水分の供給があり続ける限り、濡れ色・エフロ現象はすぐに発生します。
 
2枚除去施工を行なった1枚に浸透性吸水防止剤 水性タイプを塗布し、
翌日、再発の有無の結果待ちとなりました。
 
これで止まってくれれば良いのですが・・・・